SSlog02
「ときにあいはふたりをためしている。」
んだって、と桜庭がまるで独り言のように呟いた。
「そうか」
進はトレーニングを止めることなく桜庭にそう返す。
「ためされるのか」
けれど、彼は珍しく、本当に本当に珍しく二言目を続けて。 桜庭が、今度は進を見て「そうだよ」という。
「ためされるんだ」
愛に。僕ら二人は。 進は、いみ、わかる? ちゃんと、いみ、わかってる?
「どうやって試されるのかはわからんが…」
ああ、やっぱり。 やっぱり、きみにはわからないんだね。
でも、だけど。
「負ける気はせんな」
ああ、ほら、やっぱり。 やっぱり、きみはわからないのに、わかっているんだ。
進は、いつだって。 俺は、だから、いつだって最後の最後で進を捨てられないんだ。 どうしていつもギリギリなんだろう。求めていたのは、確かに安定した、めいいっぱい愛し愛される関係だったのに。 どうして、こんなよりにもよって、こんな男を。こんな愛を。 捨てられない。
ときにあいはふたりをためしている。
ビコーズアイラビュー。
***** 意味わかってないのは私です。 ああ、とっても灰色さんファンに殺されそーな感じに…。
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